1. HOME >
  2. ブログ >
  3. 沈黙をうまく使う (#2116)~婚礼営業マン日記~

沈黙をうまく使う (#2116)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

巨人は今夜、ついに阪神との天王山。

なんとか接戦を制して欲しいですね。

*********************

<沈黙をうまく使う>


トップ営業マン達は皆各々の武器がある。


・喋りのうまい人

・細やかな配慮ができる人

・聞く力を持つ人など、実にさまざま。


その中でも特に私がすごいと感じるのは、

「沈黙をうまく使う人」だ。


できる営業パーソンはお客様との商談中、

沈黙を使って意図的に「間」を演出する


例えば、クロージングが苦手だった頃の

私のダメなパターンがこれ。

私:

『お客様、精一杯ご提案させて頂きましたが、

 いかがでしょうか?』

ご新郎新婦:

『う~ん、そうですね。う~ん…』


~お客様との間に発生した沈黙に耐え切れ

ずに私のほうから口を開いてしまう~

私:

『そ、そんなに迷っているのなら、

 答えは今スグでなくても構いませんよ』

ご新郎新婦:

『ええ、まぁ、そうですよね…』


私も含めてよくある下手なパターン。

重要局面を自らシャットアウトしてしまう。


次に、沈黙をうまく使うAさんの場合。

Aさん:

『お客様、私なりに精一杯ご提案させてい

 ただきましたが、いかがでしょうか?』

ご新郎新婦:

『う~ん、そうですね。う~ん…』


~この「間」にあえて沈黙を保ち続ける~

ご新郎新婦:

『理解はできました。結論まで時間を貰いたい

 ので、会場の仮押さえはできますか?』

Aさん:

『結構ですよ。よくご検討くださいね』


『いかがですか?』と問われた相手が沈黙に

促されて自ら次の展開を口にされたケース。


この流れこそ大事。


Aさんは「沈黙のタメ」をうまく使うことに

よって、お客様の背中をそっと押したのだ。


“沈黙”は相手に考えさせる時間を提供しつつ

、背中をそっと押す技でもあります。


営業マンは「話す技術」も当然大切です。


ですが「沈黙を使って聴く技術」

はさらなる効果を生み出すようです。


要所で意識して使ってみてください。




コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):
  • 記事検索
RSS