おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
巨人は今夜、ついに阪神との天王山。
なんとか接戦を制して欲しいですね。
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<沈黙をうまく使う>
トップ営業マン達は皆各々の武器がある。
・喋りのうまい人
・細やかな配慮ができる人
・聞く力を持つ人など、実にさまざま。
その中でも特に私がすごいと感じるのは、
「沈黙をうまく使う人」だ。
できる営業パーソンはお客様との商談中、
沈黙を使って意図的に「間」を演出する。
例えば、クロージングが苦手だった頃の
私のダメなパターンがこれ。
私:
『お客様、精一杯ご提案させて頂きましたが、
いかがでしょうか?』
ご新郎新婦:
『う~ん、そうですね。う~ん…』
~お客様との間に発生した沈黙に耐え切れ
ずに私のほうから口を開いてしまう~
私:
『そ、そんなに迷っているのなら、
答えは今スグでなくても構いませんよ』
ご新郎新婦:
『ええ、まぁ、そうですよね…』
私も含めてよくある下手なパターン。
重要局面を自らシャットアウトしてしまう。
次に、沈黙をうまく使うAさんの場合。
Aさん:
『お客様、私なりに精一杯ご提案させてい
ただきましたが、いかがでしょうか?』
ご新郎新婦:
『う~ん、そうですね。う~ん…』
~この「間」にあえて沈黙を保ち続ける~
ご新郎新婦:
『理解はできました。結論まで時間を貰いたい
ので、会場の仮押さえはできますか?』
Aさん:
『結構ですよ。よくご検討くださいね』
『いかがですか?』と問われた相手が沈黙に
促されて自ら次の展開を口にされたケース。
この流れこそ大事。
Aさんは「沈黙のタメ」をうまく使うことに
よって、お客様の背中をそっと押したのだ。
“沈黙”は相手に考えさせる時間を提供しつつ
、背中をそっと押す技でもあります。
営業マンは「話す技術」も当然大切です。
ですが「沈黙を使って聴く技術」は
はさらなる効果を生み出すようです。
要所で意識して使ってみてください。