おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
FC今治のJ2への昇格が決まりました!
来期からの戦いがますます楽しみです。
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<“3%の現実”の効果>
私も含めて、平成入社組の営業パーソンは
次のような叱咤激励を受けて育ってきた。
『お客様へ自分をしっかりアピールしろ』
『商品を売る前に自分の顔を売りなさい』
若い頃にはよく理解できなかったが、
今ならその重要さがよく分かる。
では顔を売るにはどうすれば良いのか?
様々な方策があるが、手っ取り早いのが
文字通り「名刺に顔写真を掲載する」こと。
人間の顔写真というものは、良くも悪くも
その人の真実が映し出される。
掲載すると信用度が増す効果があるのだ。
また別の利点として、顔写真の名刺は
“捨てられにくい”傾向にある。
捨てられないということは、お客様の身の
回りに滞留する時間が長くなる。つまり、
何度も見て貰える可能性が高くなるのだ。
こういったメリットがあるにもかかわらず、
実践している人は意外なほど少ない。
現役時代にそのことを不思議に思った私は
、ある独自調査をしてみた。
「交換した名刺の中に顔写真入りのものが
どれだけ含まれているのか」を。
結果2年間で交換した枚数は207枚。
内、顔写真入りは6枚。
率にして2.9%。
つまり効果がありそうと思っていても、
実践するのは3%しかいないのが現実。
その結果、顧客からすればその3%の
少数派がどうしても印象度が強くなる。
ある意味、呆れるほどシンプルな構造。
だからこそのチャンスだと思うのです。
なぜならその3%にさえ入ってしまえば、
労せず顧客へ印象を残せるのですから。