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沈黙は感動を誘う (#2117)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

就寝の際、タオルケットから布団へ変更。

ようやく秋の気候へ変わりつつありますね。

今年は本当にあまりにも長い夏でした。

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<沈黙は感動を誘う>


~昨日のブログの続き~


昨日は「沈黙」を商談で使う話をした。


だが、その威力は仕事だけものもでもない。


例えば、これまで多数の婚礼に出席してきたが、

披露宴はいくつものハイライトがある。


その代表が「花嫁の両親への手紙」のシーン

だが、ほとんどの人が涙を誘われてしまう。


ここまでは比較的よくあること。

さらに終盤の「新郎からの謝辞」へ。


通常、新郎が列席者への感謝の気持ちと

夫婦の新たな船出の決意を述べる場面。


本来はさほど涙腺が緩むシーンでもない。


ところが過去一回だけ、会場の全員が目に

涙をためた場面に立ち会ったことがある。


あまりにも感極まった新郎が、号泣して

冒頭から何も喋らなかった。

いや、喋れなかった。


長い沈黙がつづく。


そしてようやく沈黙を破り、最後の最後に

ほんのひと言だけ絞り出した。

新郎:

『ほ、本当に、有難うございました…』と。

会場は割れんばかりの拍手に包まれた。


本来、人は互いに言葉を交換して共振する。


でもむしろ言葉を使わない沈黙こそが、

心に響くこともあるのだと気付かされました。




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