おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今朝はこれからモーニングセミナーへ。
昼は役員会合です。
今日も充実した1日になりそうです。
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<断られたときは最後にハガキで伝えてみる>
あなたは商談中のお客様から、最後の最後に
断られた経験があるだろうか?
私は数多くあった。
ではその断られた際に、あなたは
どんな対応をとっているだろうか?
若い頃の私は、お断りの電話をもらった際に
次のようなやり取りが多かった。
お客様:
『じつはいろいろ検討しまして、
今回は別の会場で考えてます』
私:
『え?そうですかぁ…もう少し金額も勉強しま
すので、前向きに考えて欲しいのですが…』
お客様:
『申し訳ないですが、もう決めましたので』
私:
『もう一度だけ見積りを出させてください』
お客様:
『いえ、もう本当に結構ですから…』
このような感じの会話になっていた。
実際にはもっと電話口で粘ったりもしたが、
結果が覆ることはなかった。
この局面で粘っても、もう時すでに遅しを
学んだ私は、やり方を変えてみることに。
粘るようなことはせず、こう変更してみた。
私:
『そうでしたか。いろいろご検討をして頂
きましてありがとうございます。
会場は違えど、〇〇様のご婚礼の成功を
お祈りしています』
と同時にハガキにこんなメッセージを記し、
すかさずお客様へお届けする。
メッセージ:
『この度はご連絡ありがとうございます。
〇〇様に、もしまだ少しでも迷いのお気持ち
が残ってるのならお電話ください。
人生最良の日を、精一杯お手伝いさせていた
だく気持ちでスタンバっていますので』
これで逆転したケースが何度かある。
営業担当者としては、勝負の局面では
時には粘って食い下がることも必要。
だが、それを面と向かってやってしまうと
どうしても逆効果になりやすい。
そんな時は、その想いを手紙にしたためて
ソフトに伝えてみるという方法がある。
お相手もそのメッセージを読みながら、
最後にもう一度だけ考えてくれるはず。
ダメもとで是非試してみてください。
この局面で失うものは、
もう何もないのですから。