おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
セ・リーグの首位争いが佳境ですね。
ここにきて阪神があなどれません。
まさにスポーツの秋です。
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<2回目の商談はお客様主導で進める>
2日前は「アポイントの主導権を握る」
大切さを話した。
アポはあなたが選択肢を示して、
お客様に選んで頂く形が肝要という点。
その話の続きだが、予定通りお客様が
再来館されたとしよう。
その2回目の商談はどのように進めるか?
今度は逆に「お客様主導で進めていく」
のが効果的なのだ。
どういうことか?
これ迄の流れと今回の局面を考えて欲しい。
ご新郎新婦は、あなたとの1回目の商談内容に
興味を示し、再び話を進めたい気持ちがある
からこそ再来館されている。
しかも、あなたの都合の良い時間帯に
お客様のほうが合わせてまでそうされる。
これって相手のモチベーションが
“前のめり”になってきている証拠なのだ。
有難いことに完全に売り手側のリズム。
そんな時にはもはや戦術など必要ない。
基本、お客様の言葉をそのまま受け入れて
いくだけで、上手くいく方向へ進む。
2回目の商談はこんな感じ。
担当者:
『その後じっくりご検討されましたか?』
お客様:
『はい。話し合って、こちらの会場に
しようということで進んでいます』
担当者:
『ご両家の親御様のご意向も、きちんと
ご確認されたのでしょうか?』
お客様:
『もちろんです。問題ありません』
担当者:
『では当方でご成約ということで、
話を進めても宜しいですか?』
お客様:
『はい。よろしくお願いします』
お分かりいただけるだろうか?
売り手側のどこにも「押したり引いたり」
しようとしている部分が無い。
強引に≪成約に持ち込まなきゃ≫などという
考えが無いからこういう流れになる。
要するに勝負はもう再会前から決まっていた
のである。
電話の際のアポ取りのあのカタチが、既に
今回の「道筋」を作ってくれていた。
営業活動はその前後が連動してきます。
「アポ取りは売り手主導で進める」
「2回目の商談はお客様主導で進める」
の進め方を意識して進めてみて下さい。