おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
昨日はうだるような酷暑でしたね。
もう9月の中旬なのに…
しっかり水分補給を心掛けます。
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<今は「聞き上手」が有利な時代>
物を売る際「話し上手」と「聞き上手」では、
どちらが有利だと感じるだろうか?
昔の私なら当然「話し上手」な店員と答える。
その姿にあこがれた私は「話し方」系の本を
何冊も買い込み読み漁った事もある。
だが今は、その考えに明らかな変化が。
もしかすると販売業や接客業は「聞き上手」な
ほうが適しているのではないかと考えるように
なってしまった。
以前、仕事用スーツを新調した時の話。
検討のため2店舗を巡ってみた。
最初の店のA店員は、
私にヒアリングする様子もなかった。
どちらかと言えば、その店の一押しのブラ
ンド商品をお勧めするといった接客法。
2店目のB店員は、まず冒頭に私のスーツ
の使用場面とその頻度を質問してくれた。
さらに、その条件を踏まえた上での素材や
服のシルエットまで提案してくれている。
≪さすが販売のプロだな。かゆい所まで
ちゃんと確認してくれるなぁ≫
感心した私は当然B店員の店で購入した。
念のために申し上げると、A店員も十分
知識豊富で気持ちの良い接客ではあった。
ただ“私の話をじっくりと聴いて隠れた
ニーズを引き出してくれた”のはB店員。
「良い商品だから売れる」という時代は
もうとっくに過ぎ去ってしまっている。
「話し上手」はもちろん重要な武器です。
ですが顧客のニーズを引き出してくれる
「聞き上手型」は、世の中からますます
求められるようになると思うのです。