おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は仕事の後、久しぶりに映画へ。
館内でゆったり涼しく過ごす予定です。
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<アポイントの主導権を握る>
お客様との面会のアポイントを取る際には、
自分主導で進めることが肝要である。
“自分主導”か“お客様主導”かによって、
その後の流れが大きく変わってくるのだ。
冴えない営業マン時代の私は、見込み客へ
次のようにアポを取ろうとしていた。
私:
『はい。その日はいつでも大丈夫ですよ。
〇〇様の都合の良い時刻で結構です』
お客様:
『それでは時間を決めたらお電話しますね』
いっけん何も問題ないように思う。
だが、結局アポ取りまで進んでいない。
それにも増して問題なのが「他にアポの無い
暇な担当者」を自ら演出してしまっている点。
本当にそうかどうかは別にして、その空気が
相手へ伝わってしまうのがいけないのだ。
その後レターフォローによって、
嬉しいことに再来の依頼が増加した。
結果どうしても週末に集中し、必要に迫られ
アポの取り方を次のように変えてみた。
私:
『次の日曜は10時~11時か15時~16時
なら空いていますが、いかがですか?』
お客様:
『それでは10時からでお願いします』
私:
『はい、承知しました」
2択を示されたお客様の大半が、その場で
すぐに答えて下さりアポが成立する方向へ。
これが“自分主導”でアポをとるという事。
するとさらに重要なことにつながっていく。
次回のお客様と自分との人間関係が対等な
雰囲気に変わっていることに気付くはず。
これはお客様自らの意思で再来館を決断して
いるからそのように変容しやすい。
つまりアポ取りが容易になると同時に、
その後の展開もやり易くなる手法なのです。
アポ取りの際は、このことを念頭に
進めてみてください。