おはようございます。
最近、五十肩痛の渡部です。
レスリングにスケボー、卓球と混戦続き。
ついに夏の甲子園も始まりましたね。
毎日ザッピング状態です。
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<名刺にひと言残し、たまに眺める>
若い頃の私の弱点の1つに、相手の顔と
名前を覚えるのが苦手な点があった。
特に旅行会社への訪問セールス時などは、
1日で20人近くと面談をこなしていく。
そうなると顔の記憶どころか、誰と何を
会話したのかさえも分からなくなる。
≪どれ程この弱点を恨んだことか…≫
いっぽう、同行していた当時の上司は真逆。
名刺交換をした相手の顔と名前を簡単に
覚えてしまう特技の持ち主だった。
それを見た私は、
≪記憶力は個人差もあるから仕方ないよ。
どだい自分には無理なことなのさ≫
と、その課題から目を背けていた。
そんな時に目に映ったのがある光景。
その上司が商談のたびに、後で名刺の裏に
何かを書いていたのだ。
不思議に思って聞いてみた。
私:
『毎回、何を書かれているのですか?』
上司:
『会話内容を簡単に書き留めているんだ』
私:
『後で日報を作成しやすくする為ですか?』
上司:
『それもあるが、こうすると相手の顔と
名前が覚えやすくなるから』
つまりは相手の顔と名前を覚える特技は、
持って生まれた才能もさることながら、
日々の工夫と努力の賜物だったのだ。
≪こういった努力もせず、才能のせいに
していた自分は本当に情けない…≫
それ以降は必ず相手の特徴や気づいた点を
名刺の余白に記載するようにした。
さらには数か月に一度名刺ファイルを開け、
名刺を眺める習慣も取り入れてみた。
そうるすことによって、多少は顔と名前の
記憶力が増した(ような気がする…)。
私のような弱点をお持ちの方は、ぜひ
「名刺に一言残し、たまに眺める」
を継続的に実践してみてください。