おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今夜は高名な講師のセミナーへ参加します。
その後は旨いと評判の焼肉屋さんで懇親会。
朝から非常に楽しみです。
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<仕事は「能力+レスポンスの早さ」が生命線>
「職能」という用語がある。
“職務の遂行能力”の意。
私たちは若い頃から会社の中で揉まれ、
段階的にこの能力を積み上げていく。
そこに“段取り力”が合わさって、
一人前の仕事人へと成長していく。
ここまでは誰もがイメージしやすい。
では“レスポンス力”はどうだろうか?
この点を意識している若手は案外と少ない。
例えば若手時代、5~6人で
イベントの会議をしていた時の話。
上司:
『来年の10周年イベントに向けて、得意客が
喜ぶイベント内容を各自考えておいてくれ』
部下たち:
『いつまでに提案すれば良いのですか?』
上司:
『来年の話だから、また3か月後の会議で
ボチボチ出し合おう』
こんな感じだった。
この時出席していた私の本音はこう。
≪目の前の事がクソ忙しいのに、
来年の事なんか手を付けられないよ~≫
≪まぁどうせ、ほかのメンバーも後回しで
直ぐには誰も動かないだろう≫
などと完全に後回しで考えていた。
今なら痛いほど認識している。
こういったところが私の一番ダメな所。
そんな会議の数日後のことだった。
なんと出席していた後輩のA君が真っ先に
企画書を提出しているではないか!?
しかもその案は採用され、彼は実行担当として
イベントをやり切ったのは言うまでもない。
上司の先々の要望に対して
素早く反応し、とりあえず今考えられる
ことを精一杯実践したA君。
毎度のごとく先送りし、時期が近づいてから
ボチボチ手をつけようとしていた私。
上司から見てどちらが頼りになるかは明白。
能力も重要だし、段取りも大事。
しかし本当に出来る人間は顧客や上司の要望に
対するレスポンスが格段に早いものです。
それが信用・信頼となり好循環が生まれます。
ぜひ「反応の速さ」も意識してください。