おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は原付のタイヤ&オイル交換の予定。
大切な足なのでしっかりメンテしてきます。
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<説明シーンでは“3”をうまく使う>
研修では「ビジネス法則」について説明する。
それを腹落ちするように話すのは案外難しい。
ある時、ジャーナリストの池上彰さんの著書で
「1理3例の原則」を知った。
「1つの理論や結論を話す際には、
具体例を3つ挙げると非常に理解しやすい」
というもの。
以前、専門学校の授業で試しに
学生にこれをやってみた。
その時は「社会的証明の原理」について。
「情報が多すぎてそれを十分に処理できない時
人は自分と似た人々の行動を正しいと考え、
真似をする傾向にある」というもの。
これを3つの具体例で説明してみた。
①皆がメルカリで何かを購入する際には、
過去ユーザーの口コミを参考にしている点
②皆が進学先を検討していた際、オープン
キャンパスに参加したり、そこで先輩在校生
の話を非常に参考にしたであっただろう点
③私自身がプライムビデオで映画を選択する際
いつも「お客様レビューと星の数」に頼って
無難な映画を選んでいる点
心なしか学生のうなづく回数が多かった気が。
1理3例の原理の威力は本当だった。
これはビジネスシーンでも同様に使えるし、
商談でご納得して貰いたい時には極めて有効。
『解決策は3つのポイントがあります』
『こちらの商品のベスト3はですね…』
『じつは成功の秘訣は3つあるんです』
などなど。
3というのは聞く方も話す方も
ちょうどい良い数字なようです。
試しに意図的に使ってみて下さい。