おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今朝はこれから月イチの駅前での奉仕作業。
ワイワイと仲間と花植えを行ってきます。
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<トークにマイナス体験を交える>
自分の過去の失敗談が「貴重なネタ」に
なるのをご存じだろうか?
例えば私の場合、講師として講演で「営業レタ
ーでの成功体験話」を中心に展開する。
するとどうしても“営業レターの利点”に
まつわるエピソードが多くなっていく。
その結果、聴講者によってはこんな感想を
途中に持ち始める方が出てくる。
≪オイオイ、良いことばかり言ってるけど
なんかマユツバな感じだなぁ~≫
≪成功体験ばかり喋ってるが本当かな?≫
などと、相反する感情を持ち始めるのだ。
講師としてはやりにくい雰囲気だが、
じつはコレ自体は自然なこと。
人間は「良いことばかり」列挙されると、
逆の「良くないこと」を探して
均衡を保とうとする習性があるらしい。
そこに気づき「レターの取り扱い上の欠点や
失敗談」を適度に交える内容へと修正した。
結果、聞き手の興味が明らかに増したのだ。
このことは商談場面でも同じこと。
売り手側の私たちは、ついつい「商品の
利点や素晴らしさ」だけを話がち。
だが本来は「商品の欠点や過去の利用者の
失敗例」もセットで補足するほうがいい。
そのほうが信憑性が増し、聞き手は
いっそうの興味を掻き立てられます。
接客や商談時には、あえて
「トークにマイナス体験を交える」
ことも効果的な場合があるのです。