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お客様をせかさない、あおらない (#1777)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

昨夜の歓迎会に衝撃を受けた渡部です。

本番前日にコレだけ飲んだのは初めてです。

今朝はこれから講話に登壇します。

毎回のように緊張と嬉しさが混在しますね。

噛み過ぎないように精一杯やってきます。

*********************

<お客様をせかさない、あおらない>


現役時代、クロージング局面でのこと。


私:

『他のお客様に押さえられてもダメですし、

 先ほど空いていた披露宴会場を仮押さえ

 しておきましょうか?』

お客様:

『ウ~ン、まだ検討段階なんで結構です』

私:

『無料ですし、全くリスクはありませんよ』

お客様:

『いえ、本当に結構ですから・・・』

 私:

「そうですか……」

 

私としてはお客様には何とか“仮予約”までは

持っていきたい思いが強い。


それがあせりを呼び、お客様本位ではなく

自分本位の強引な誘導トークとなっていた。


気づいた私は次のように修正した。

私:

『もしご希望なら無料で会場を仮押さえでき

 ますよ。もちろん電話一本でキャンセルも

 可能ですが、どうなさいますか?』

お客様:

『でもまぁ、親とも相談したいので…』

 私:

『分かりました。では頭の片隅にでも無料の

 押さえの件を覚えておいてくださいね』

というような内容でトーク終了。


なんとも執着心のない、淡白なセールスだと

思われる方もいるかもしれない。


だがここからが第2ステージの始まりなのだ。


その後「お礼ハガキや喜びの声」などの役立つ

資料をスケジュールを組んで段階的に届ける。


するとどうなるか?

後日かかってくるのだ。お電話が。


有難いことに値引き要求や無理を言われること

は、この場合ほとんどない。


私はこの方法に気づき、実施しはじめてから

本当に婚礼営業が楽しく感じてしまった。


以後、無理に売り込むような“愚行”

ほとんどしなくなった。


「お客様をあせらさない、あおらない」

やはり営業の真髄だと感じています。




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