おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今朝は隣町の勉強会に行ってきます。
今治の仲間が講話するので応援です。
どこに行っても倫友だらけで嬉しくなります。
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<無理のない売り方の大切さ>
婚礼業界の一部では「安く見せて後で高く吊り
上げる商法」がまかり通っていた時期がある。
当初の見積額よりも請求額が格段に高くなり、
訴訟にまで発展したケースも散見されていた。
各社のやり方だろうが、それをやらされる社員
や、やられるお客はたまったものではない。
だが良くない事は長く続かないもの。
実際にその手法を常用していた一部の会場は、
その後業績が低迷していると聞く。
じつは現役時代の私にも苦い経験がある。
20歳そこそこの若いお二人が、勢いよく
どんどん高グレードのもので進めていた。
失礼ながら、その年代の方々のおおよその
収入の見当のつく私としては、
≪こんな高単価にしていって大丈夫かな?≫
≪2人はちゃんとお支払できるのかな…≫
と、不安を感じながらもそのまま進めていた。
案の定、婚礼そのものは大盛況で終えたものの
支払いに大問題が発生してしまったのだ。
その後、完済のために双方が多大な時間と労力
を費やす羽目となってしまった。
これなどもプロである私が≪ちょっと無理が
出てきたな≫と感じた段階で2人の気持ちに
セーブをかける配慮が必要だったのに…
世の中の営業パーソンにとって、
“売る”ことはもちろん重要です。
ですが“無理のない売り方”こそが持続可能な
商売に繋がっていくと思うのです。