おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
世界水泳にまたまた新怪物が現れました。
その名はレオン・マルシャン選手。
来年の五輪の金メダルを予感してしまいます。
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<後手を踏むと致命的となる>
~現役時代の接客場面の話~
そのカップルは1年前の入籍日と同じ日に、
気にいった会場での披露宴を希望されていた。
だがあいにくその日は既に予約で取れない。
担当の私は、すぐにその会場以外の
別の空いている会場を勧めたのだが…
1週間後、お客様から『仮押さえキャンセル』
の電話連絡が入った。
私は≪何とか挽回しよう≫と焦った。
先方の第1希望の会場で枠を追加できないか
試み、何とか遅い時間帯の枠を設定した。
その後、急いでご自宅を訪問し再提案した。
私:
『第1希望のあの会場でのナイトウェディング
ではいかがですか?』
お客様:
『たまたま希望日に空きがあった別のホテルに
決めてしまいました。最初からその提案を
してくださってたら良かったのに…』
私:
『何とかもう一度検討して貰えませんか?』
お客様:
『もう両家で話し合ったことですから』
時すでに遅しだった。
初回にもっとお客様のニーズを汲み取った
提案をしていれば…
同じ提案でも、するタイミングによって
全く意味のないものになってしまう。
お客様の心理や周囲の状況は刻々と変わる。
“後手を踏むと致命的な結果になる”
それを心底思い知らされた一件でした。
後手を踏む前に打てる手を繰り出しましょう。