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後手を踏むと致命的となる (#1700)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

世界水泳にまたまた新怪物が現れました。

その名はレオン・マルシャン選手。

来年の五輪の金メダルを予感してしまいます。

*********************

<後手を踏むと致命的となる>


~現役時代の接客場面の話~


そのカップルは1年前の入籍日と同じ日に、

気にいった会場での披露宴を希望されていた。


だがあいにくその日は既に予約で取れない。


担当の私は、すぐにその会場以外の

別の空いている会場を勧めたのだが…


1週間後、お客様から『仮押さえキャンセル』

の電話連絡が入った。


私は≪何とか挽回しよう≫と焦った。


先方の第1希望の会場で枠を追加できないか

試み、何とか遅い時間帯の枠を設定した。


その後、急いでご自宅を訪問し再提案した。

 私:

『第1希望のあの会場でのナイトウェディング

 ではいかがですか?』

お客様:

『たまたま希望日に空きがあった別のホテルに

 決めてしまいました。最初からその提案を

 してくださってたら良かったのに…』

私:

『何とかもう一度検討して貰えませんか?』

お客様:

『もう両家で話し合ったことですから』


時すでに遅しだった。


初回にもっとお客様のニーズを汲み取った

提案をしていれば…


同じ提案でも、するタイミングによって

全く意味のないものになってしまう。


お客様の心理や周囲の状況は刻々と変わる。


“後手を踏むと致命的な結果になる”


それを心底思い知らされた一件でした。

後手を踏む前に打てる手を繰り出しましょう。





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