おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
本日は外出先での仕事の日です。
切り替えて、精を出してまいります。
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<1冊の辞書より>
先日納戸を整理していると、高校時代に
使用していた国語辞典が出てきた。
試しに分からない言葉を辞書で引いてみた。
恐らく使用したのは10数年ぶり。
1つの言葉に数種の意味が載っている。
この感覚に懐かしさが込み上げてきた。
小学生の頃、父から引き方をこう教わった。
父:
『辞書を引いた際は、調べた語句の前後の
言葉も同時に見ておくんだよ』
私:
『なぜワザワザ前後の言葉を見るの?』
父:
『そうすれば1度で3つの言葉を学べる。
3倍のスピードで知識が身につくからだよ』
こんな会話だったと記憶している。
以来、調べる際は前後の言葉も見るようになり
、おかげで多少は身になったと思う。
(幼少時、娘達にもこの方法を一応教えた)
でも現在は私も含めて大半の人々が、
電子辞書かスマホでリサーチするはず。
数秒で調べられる。だが、
手軽に調べた語句は手軽に忘却してしまう。
負荷をかけて調べた語句は記憶に残り易い。
冷静に考えると分からなくなってくる。
≪うん?辞書引くのとスマホでググるのでは、
長い目で見た時どっちが効果的なの?≫と。
今さらながら、1冊の辞書をみて
そんな素朴な疑問が頭をよぎりました。
今では書斎に常に置いています。