おはようございます。
完全に二日酔いの渡部です。
昨夜は久しぶりに飲んだくれました。
今日は静かにして過ごします。
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<コントロールの錯覚>
~ビジネス法則の続き第3弾~
“コントロールの錯覚”という法則がある。
実際には偶然に支配される現象であるのに、
「自己の能力や技術でコントロールできる
可能性が高いだろう」と
考えてしまいがちな心理が人にはあるという。
例えば「人は他人から与えられた宝くじよりも
自分で選んだほうが当たる確率が高いと信じて
いる」などの実験結果が示されている。
これがコントロールの錯覚という心理状態。
この法則を営業の場面ではこんな感じで
活用すればよいと思う。
販売員:
『今回は3つのプランを提案させて頂きます』
お客様:
『はぁ、3つもですか?』
販売員:
『はい。私としてはこちらのプランがお勧め
ですが、内容や料金に違いのあるこれらの
プランも念のため案内する事も出来ますが
いかがなさいますか?』
お客様:
『せっかくなんで、お願いします』
という具合。
肝はあえて本命だけでなく
対抗案・捨て案を用意すること。
人は選択肢を用意されると抵抗感が生まれに
くく、購入決定後の心理状態にもプラスの
影響が生じることが分かっています。
クロージングや商品説明の場面などで
ぜひ試してみてください。