おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今朝は隣町の早朝勉強会に参加してきます。
私の敬愛する方々のグループですので、
今日の1日の始まりが楽しみです。
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<日常生活から学ぶ>
以前、某銀行へ行った際のこと。
手続きを待っていた私は
新聞を読みながらくつろいでいた。
おもむろに若い女性行員が近づいてきて、
こう話しかけてきた。
女性行員:
『私、資産運用を行っている〇〇です。
現在お得な運用商品をご案内している
のですが…いかがでしょうか?』
私:
『はぁ…いかがでしょうか?と言われても
特にいま必要ありませんが…』
お互いに何とも歯切れの悪い会話だった。
恐らく支店内で営業アプローチのルールか
何かの取り決めがあったのかもしれない。
彼女も決められた社内ルールで、とりあえず
私にアプローチしてくれたのかもしれない。
だがあのモジモジしたトークでは、正直
お客に興味を抱かせるのは難しいだろう。
もしこんなアプローチをしてくれていたら、
会話も長く続いたかもしれない。
女性行員:
『お客様少しだけお時間よろしいですか?』
私:
『ええ、結構ですよ』
女性行員:
『私、資産運用を行っている〇〇と申します。
〇〇様は資産運用や金融商品の事で日頃、
何かお困り事はありませんか?』
私:
『困り事ってほどではないですが、こちらでは
何かお勧めの商品があるのですか?』
女性行員:
『もしお時間が宜しければその辺りについて
ご案内差し上げる事も可能ですが
本日はご希望されますか?』
みたいな流れになったかもしれない。
無論、本当に聞くかはその時次第ではあるが。
だが少なくとも、違和感のないスムーズな
会話のやり取りになったかもしれない。
きっと私も≪おっ、なかなか出来る人だな≫
と感じていたはず。
まず自分が何者かを的確に名乗り、
相手の興味やニーズを探るような
無理のない質問を投げかける。
さらにお客様の第一声の返答に合わせて、
ご案内の許可をさりげなく求めていく。
まさに私達の仕事にも当てはまります。
一歩外出すると、本当に様々なことに
気付かされますね。