おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今年最後の一週間が始まりました。
やり残したことがあるような、無いような…
味わいながら過ごしてみます。
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<多様性が議論に深みを与える>
1年程前に、ある会合に週一で参加していた。
それは飲み会などではなく、
真剣な目標を持った会合。
そこには、企業経営者、自営業者、議員、
フリーランスや会社員などが集う。
毎回1時間の中で、じつに様々な角度から
鋭い意見や考え方が飛び出す。
≪人間は経験や立場が違えば、見ている物事が
全く異なるのだなぁ≫とつくづく感じる。
これは会社員時代の会議とは、
明らかに“議論の質”が異なっていたのだ。
もちろん会合のメンバー間には上下関係
など無く、あくまでフラットな関係性。
だからこそ自由にモノを話すことができ、
闊達な雰囲気になりやすい素地があった。
ここで各人の考え方をあえて簡単に表わすと、
企業経営者:
何が肝になるかを探りながら、
目標を達成できるかどうかの対局をみる
自営業者:
その目標を達成するためのプロセスこそ
大事と位置づけ、流れにフォーカスする
フリーランス:
どうすればいかに個人のパフォーマンス
を向上できるかの1点に意識を向ける
つまり企業経営者ほど物事の全体を見渡し、
個人ほど細部にフォーカスする傾向だった。
だからこそ多様性のある発言が飛び交い、
議論が深まっていったと思うのです。
やはり“多様性”とは組織活動にとって、
自然で必要なものだと再認識しました。