おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は自宅で事務仕事の後からは半日オフ。
有意義な過ごし方をしたいですね。
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<素朴さと自然体が相手のガードを下げる>
以前、学習教材販売でトップ営業マンの
Aさんとお話しする機会があった。
私自身があまり馴染みのない業界なので、
興味が有りいくつかの質問をさせて貰った。
私:
『子供の数も減ってきてるのに、教材販売で
トップを続けられている秘訣は何ですか?』
Aさん:
『しいていうなら、お客様に納得して
いただこうとする姿勢でしょうかね』
私:
『え?商品をお勧めする際には、それって
当然ではないでしょうか?』
Aさん:
『それが大半の営業マンは納得して貰うの
ではなく説得しようとするのです』
Aさんはさらに、
『無理にお勧めをせず、お客様のご要望に沿っ
た商品をご紹介して「買う」「買わない」を
自ら選択して頂くやり方を貫いています』
と教えてくれた。
この会話で私自身ある思いを強くした。
私達は少し勘違いをしていたのでは?
営業マンとして抜きんでるには、冗舌な
セールストークを駆使して、商品をどんどん
アピールして説得することが重要だと。
だが、今の時代も果たしてそうだろうか?
私自身もAさんと同様にこう予測してる。
お客様を説得しようとする営業マンは、
今後没落傾向になっていくのでは。
代わりに台頭してくるのが、お客様に
納得していただこうとする営業マン。
そのためには「素朴さ」や「自然体」の姿が
相手のガードを下げるのに大きく役立ちます。
一昔前には「物足りない営業マンの象徴」だっ
たそれらの特性が、時代の変化する今となって
は大きな利点となってきたようです。