おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は専門学校での授業日です。
その後は帰省先から戻る妻を迎えに空港へ。
元気な顔を見せて欲しいですね。
*********************
<3%の現実の効果>
私も含めて、平成入社組の営業パーソンは
次のような叱咤激励を受けて育ってきた。
『お客様へ自分をしっかりアピールしろ』
『商品を売る前に自分を売りなさい』
若い頃にはよく理解できなかったが、
今はその重要さが分かってきた。
では自分の顔を売るには、どうすれば?
様々な方策があるが、手っ取り早いのが
「名刺に顔写真を掲載する」こと。
人間の顔写真というものは、良くも悪くも
“真実”が映し出される。
掲載すると信用度が増す効果があるのだ。
また別の利点として、顔写真の名刺は
“捨てられにくい”傾向にあるという。
捨てられないということは、お客様の身の
回りに滞留する時間が長くなる。
つまり何度も目にする可能性が高くなるのだ。
当然そのぶんだけ印象付けることができる。
こういったメリットがあるにもかかわらず、
実践している人は意外なほど少ない。
現役時代にそのことを不思議に思った私は、
ある独自調査をしてみた。
“交換した名刺の中に顔写真入りのものが
どれだけ含まれているのか”を。
結果は、2年間で交換した枚数が207枚。
その内、顔写真入りはたったの6枚。
率にして2.9%だった。
要するに効果がありそうかなと思っていても、
やる人は100人中3人しかいないのが現実。
すると顧客からすれば、その3%の少数派の
印象度がどうしたって増してくる。
ある種、呆れるほどシンプルな構造です。
だからこそのチャンスだと思うのです。