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沈黙は感動を誘う (#1392)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日は「秋分の日」ですね。

でも昨日は暑くてエアコンを使いました。

しばらく夏服と秋服の両方が必要ですね。

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<沈黙は感動を誘う>


~昨日のブログの続き~


昨日は“沈黙”を商談で使う話をした。


だがその威力は仕事だけものもでもない。


例えば今まで多数の婚礼に出席してきたが、

披露宴はいくつものハイライトがある。


特に「花嫁から両親への手紙」を読むシーン。

ほとんどの人が涙を誘われてしまう。


ここまではよくあること。


話は最終場面の「新郎からの謝辞」へと進む。


通常、新郎が列席者への感謝の気持ちと

夫婦の新たな船出の決意をのべる場面。


本来そこまで涙腺が緩むシーンでもない。


ところが過去一回だけ、会場全員が目に涙を

ためた場面に立ち会ったことがある。


あまりにも感極まった新郎が、号泣して

冒頭から何も喋らなかった。

いや、喋れなかった…


長い沈黙がつづく。


沈黙が続く中、会場の全員がライトを浴びる

新郎を涙しながら見守っている状況。


そしてようやく沈黙を破り、最後の最後に

ほんのひと言だけ絞り出した。

新郎:

『ほ、本当にありがとうございました…』と。


会場が涙に誘われた人達からの割れんばかりの

拍手に包まれたのは言うまでもなかった。


本来、人と人は言葉を交換して影響を

与え合うものです。


ですが、むしろ“言葉を使わない沈黙”こそが

より感動させるものだと再認識しました。




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