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沈黙をうまく使う (#1391)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

久しぶりに実家へ来ています。

目的は母の家庭菜園の草抜きです。

プチ親孝行です。

*********************

<沈黙をうまく使う>


トップ営業マン達は皆それぞれの武器がある。


喋りの上手い人、聞く力を持つ人、細やかな

配慮ができる人など実にさまざま。


その中でも特に私がすごいと感じるのは、

“沈黙をうまく使う人”だ。


できる営業パーソンはお客様と商談中に、

沈黙を使って意図的に「間」を演出する


例えば、クロージングが苦手だった頃の

私のダメパターンがこれ。


~会場の空日程を確認し、割引特典を加味

した見積り提示もさせていただいた後の

クロージングの最終局面~

私:

『お客様、私なりに精一杯ご提案させてい

 ただきましたが、いかがでしょうか?』

お客様:

『ウ~ン、そうですね。ウ~ン…』


~お客様との間に発生した沈黙に耐え切れ

ずに私のほうから口を開いてしまう~

私:

『いえ、そんなに迷っていらっしゃるなら、

 答えは今スグでなくても構いませんよ』

お客様:

『ええ、そうですよね…』


私も含めてよくある下手なパターン。

重要場面を自らシャットアウトしてしまう。


次に“沈黙をうまく使う”Aさんの場合。

Aさん:

『お客様、私なりに精一杯ご提案させてい

 ただきましたが、いかがでしょうか?』

お客様:

『ウ~ン、そうですね。ウ~ン…』


~この発生した「間」に対して、あえて

我慢して沈黙を保ち続ける~

お客様:

『良く理解できました。結論まで少し時間を

 貰いたいので仮押さえはできますか?』

Aさん:

『結構ですよ。よくご検討くださいね』


この場合は『いかがですか?』と問われた

お客様のほうが、沈黙に背中を押されて

自ら次の展開を口にされたケース。


この流れこそ大事なのだ。


Aさんは“沈黙のタメ”をうまく使うこと

によってお客様の背中をそっと押した。


“沈黙”は相手に考えさせる時間を提供しつつ

、背中をそっと押す効果がある。


営業マンは“話す技術”も当然重要。


ですが“話さずに沈黙をうまく使う技術”は、

さらなる効果を生み出すようです。


要所要所で取入れてみてください。




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