おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
朝から風が吹いてきてますね。
台風対策を出来る範囲でやってみます。
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<2回目の商談はお客様主導で進める>
~アポイントの主導権を握るの続き~
アポはあなたが選択肢を示して、お客様に
ソコから選んで頂く形が肝要という話をした。
では予定通りに再来館されたとしよう。
その2回目の商談はどのように進めるか?
前回とは逆で、ズバリ、
“お客様主導で進めていく”のが効果的。
これまでの流れと今回の局面を冷静に
考えて欲しい。
お客様はあなたとの1回目の商談内容に
興味を示し、再び会って話を進めたい気持ち
があるからこそ再来館されている。
しかも、あなたの都合の良い時間帯に
お客様のほうが合わせてまでそうされている。
これはお相手のモチベーションが
前のめりになってきている証拠。
売り手側のリズムに移行しつつある状態。
こんな時はお客様の言葉をそのまま受け入れて
いくだけで、上手くいく方向へ進む。
2回目の商談はこんな感じで進むだろう。
担当者:
『その後じっくりご検討されましたか?』
お客様:
『はい。話し合って、こちらのホテルに
しようということで進んでいます』
担当者:
『ご両家の親御様のご意向も、きちんと
ご確認されたのでしょうか?』
お客様:
『もちろんです。話し合って、
問題が無いので今日参りました』
担当者:
『それはありがとうございます。では、
当ホテルでご成約されるということで
話を進めてもよろしいですか?』
お客様:
『はい。よろしくお願いします』
お分かりいただけるだろうか?
売り手側のどこにも「押したり引いたり」
しようとしている部分が無い。
強引に≪成約に持ち込もう≫などという
考えが無いからこういう流れになる。
要するに、ある意味、勝負はもう再会前
から決まっていたのである。
電話の際のアポ取りのあのカタチが、
既に今回の「道筋」を作ってくれていた。
営業活動は当然その前後が連動してきます。
“最初のアポ取りは売り手主導で進める”
“2回目の商談はお客様主導で進める”
を意識して展開してみてください。