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常に次の手を用意しておく遅攻型 (#1385)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日から巨人は運命の9連戦を迎えますね。

初戦の相手はタイガース。一番重要です!

*********************

<常に次の手を用意しておく遅攻型>


経験上、営業パーソンには2種類のタイプ

がいることが分かってきた。


「一気呵成に決めようとする」速攻型

「常に次の手を用意している」遅攻型


例えば婚礼接客でのクロージング場面

などでは、それがよく表れてしまう。


速攻型のプランナーは、

速攻型:

『先程の会場で80名様の場合、

 このような見積り内容になります』

お客様:

『思ったより値段がいってますね~』

速攻型:

『もし今この場でお決め頂ければ、あと

 〇〇万円お値引きさせて貰えるのですが』

お客様:

『え、そうなんですか?ただ、さすがに

 今この場ですぐにという訳には…』


こんな感じの会話になりやすい。


担当者もこの局面を逃すと打つ手が

無くなるため必死になる。


一方で遅攻型のプランナーからすれば、

こうなることはすでに織り込み済み。


するとその後の対応が変わってくる。


~先ほどの続き~

お客様:

『え、そうなんですか?ただ、さすがに

 今この場ですぐにという訳には…』

遅攻型:

『もちろんそうですよね。大切なことは

 ご家族としっかりご検討ください。』

お客様:

『ですが後日になると〇〇万円の割引が

 適用されなくなるのですよね?』

遅攻型:

『そうですが、一生に一度の事のほうが

 割引よりも大切な事だと思いますよ』

お客様:

『分かりました、検討してみます』


遅攻型担当者からすれば、ここまでの展開は

毎度のパターン。


この後は準備してある「営業レター」を

段階的に検討中のお客様へお届けする。


途中、次のメッセージを手紙に添えて。


メッセージ:

『先日の割引の件、あれから上司と掛け合いま

 して、適用させて頂ける事になりました!

 ですので、安心してご検討くださいませ』


こんなメッセージが届けば、より前向きに

検討して貰える可能性が大きくなる。


次の手を予め用意しているからこその

流れるような展開にもっていける。


一気呵成に勝負を決めてしまう速攻型も、

もちろん魅力的な手法です。


ですが常に次の手を用意している遅攻型

十分に味わい深い方法だと思うのです。





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