おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今週末はけっこう活動しました。
今日は自宅でゆっくり過ごします。
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<断られたとき最後にハガキで伝えてみる>
あなたは最後の最後に商談中のお客様から
断られた経験があるだろうか?
私には数多くあった。
さらに質問を続けさせていただくと、
その断られた際、あなたはどんな対応を
とっているだろうか?
若い頃、お断りの電話をもらった時の私は
次のようなやり取りが多かった。
お客様:
『じつはいろいろ検討しまして、
今回は別の会場で考えてます』
私:
『え?そうですかぁ…。少し金額も勉強します
ので、前向きに考えて欲しいのですが…』
お客様:
『申し訳ないですが、もう決めましたので』
私:
『何とかもう一度だけ見積りを見てください』
お客様:
『いえ、もう本当に結構ですから…』
このような感じの会話になっていた。
実際にはもっと電話口で粘ったりするが、
結果が覆ることはなかった。
この局面では“すでに時遅し”だったことを
悟った私は、やり方を変えてみた。
お断りの連絡が入った際は粘ることをせず、
『そうでしたか。いろいろご検討いただき
ましてありがとうございます。
〇〇様のご婚礼の成功をお祈りしています』
というふうに変更した。
さらにハガキに次のようなメッセージを記し、
すかさずお客様へお届けする。
メッセージ:
『この度はご連絡ありがとうございます。
〇〇様にもしまだ少しでも迷いのお気持ちが
残ってるのならお電話ください。
人生最良の日を、精一杯お手伝いさせて
頂く気持ちでスタンバっていますので』
これで逆転したケースが何度かあった。
営業マンとして、勝負の局面では
時には粘って食い下がることも必要。
だがそれを面と向かってやってしまうと、
今の時代逆効果となりやすい。
そんなときは、その想いを手紙にしたた
めてソフトに伝えてみるのも一つの手。
お相手もそのメッセージを読みながら、
最後にもう一度だけ考えてくれるはず。
ダメもとと考えてみてください。
この局面で失うものは、
もう何もないのですから。