おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は外出先での仕事の日です。
天気も良いし、気分も乗ってきますね。
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<今は「話し上手」よりも「聞き上手」が有利な時代>
接客の際「話し上手」と「聞き上手」では
、どちらが有利だと感じるだろうか?
若い時なら当然「話し上手」と答えただろう。
事実その姿にあこがれた私は、「話し方」系の
本を何冊も買い込み読み漁った事がある。
だが今、その考えが完全に逆転してしまった。
もしかすると接客業は「聞き上手」なほうが、
元々適していたのではないかと考えるように。
以前、仕事用のスーツを新調した時の話。
検討のため2店舗を巡ってみた。
最初の店のA店員は、私に質問して
ヒアリングする様子もなかった。
どちらかと言えば、店の流行のブランド商品を
お勧めするといった接客法。
2店目のB店員は、まず冒頭に私のスーツ
の使用場面とその頻度を質問してくれた。
さらにその条件を加味した上で、素材や
服のシルエットまで提案してくれのだ。
≪さすが販売のプロだ。カユイところまで
ちゃんと確認してくれるなぁ≫
感心した私は、当然B店員から購入した。
念のために申し上げると、A店員も十分に
知識豊富で気持ちの良い接客ではあった。
ただ“私の話をじっくりと聴き、隠れた
ニーズを引き出してくれた”のはB店員。
「良い商品だから売れる」という時代は
もうとっくに過ぎ去ってしまっている。
「話し上手」はもちろん重要な武器です。
ですが顧客ニーズを引き出す「聞き上手型」は
、現在“より求められている武器”なのです。