おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今月から専門学校の後期授業も開始です。
やる事の多い秋シーズンとなりそうです。
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<誰のおかげで自分は存在できているか>
以前からの知人であるAさんの話。
Aさんは非常に仕事のできる女性。
仕事のセンスがあるというか、何でも
パッパとこなせてしまう天才肌タイプ。
こういった人が全て順風満帆かというと
、決してそうでもないらしい。
聞けば、Aさんの悩みは
「他のメンバーの仕事のやり方がスローに感じ
、毎日職場でイライラしてしまう」
というものだった。
≪やはりか。心配していた通りだ…≫
Aさんの悩みを聞いた瞬間の私の感想。
じつはAさんのように、その実力が職場で
抜きんでている場合に発生しやすい一つの
パターンでもあるのだ。
何でもパッパとできてしまう分、他人の仕事
ぶりが物足りなく感じ腹が立ってしまう。
気持ちは分かるが、よく考えて欲しい。
そもそもAさんが職場で高いパフォーマン
スを発揮できるのは誰のお陰なのか?
間違いなく、それは職場の皆のお陰。
Aさんの知らないところで誰かがフォロー
してくれている可能性もある。
Aさんを信頼して、ある程度裁量を持たせ
てくれる上司もいるだろう。
そこに考えが及べば、皆に感謝こそすれ、
イライラなどしている場合ではないはず。
こんな事を言っている私だが、実はAさん
と同じような苦い過去を経験している。
小学生のサッカー部時代に、私のイメージ
通りにプレーしない下級生に対して辛辣な
言葉を練習中に言い放ったことがあった。
その瞬間を耳にした当時の顧問の先生に
思いっきり叱られたことがある。
先生:
『お前1人でサッカーしている訳じゃないぞ!
それが仲間に対して言う言葉か!
主将がそんなことでは話にならん。ピッチ
から出て頭を冷やせ!バカヤロー』と。
本当に情けない最低のキャプテンだった…
誰のおかげでサッカーをやれているのか?
“仲間がいてくれるからサッカーができる”
コレに気づけて少しづつ変われた気がする。
現在さまざまな要因で仕事が上手くいかず、
イライラの人もいるかもしれません。
そんな時は、ぜひ
“誰のおかげで今の自分が存在できてるか”
を振り返ってみる事をお勧めいたします。