おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は早朝勉強会の後、すぐ仕事です。
8月は案外とやる事が目白押しです。
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<販売後のお客様を大切にし続ける>
皆さんは販売後のお客様を、どれくらい
大切にフォローしているだろうか?
大半の営業マンは「成約前の見込み客」へ
時間とエネルギーを投入する傾向がある。
つまり、一度販売したお客様へのフォローが
手薄となる人がじつに多い。
若い頃の私自身がそのタイプだった。
当時は毎月のノルマを考えれば、それが
「手っ取り早い」と思っていたから。
だが本当に売れ続ける営業パーソンの思考と
行動はどうやら“逆の発想”らしい。
以前に雑誌で読んだ、地方で新車の営業マ
ンをしているAさんの話。
この人は10年近くにわたって、全国で
トップレベルの営業成績を続けている。
10年も君臨するのは並大抵のことではない。
以下はその時のインタビューのやり取り。
記者:
『車をたくさん売る秘訣は何ですか?』
Aさん:
『私の場合、以前のお客様がお知り合いを
ご紹介くださることが多いのです』
記者:
『何か特別なことをされているのですか?』
Aさん:
『何も特別なことなどしていません。しいて言
えば、顧客から携帯への困り事の連絡には、
24時間体制で対応するようにしています』
私用の携帯番号を全ての顧客へ伝え、いつ
連絡が入ってもすぐに対応しているという。
それこそ真夜中の路上で車のタイヤがパンク
しても真っ先に駆けつけているという。
≪それだ!≫と確信した。
ここまで顧客フォローを徹底する営業マンは、
ほとんど存在しないだろう。
ここまでの対応をされれば、顧客は喜び、
心から信頼してしまうもの。
自分の周囲の誰かが車を買うと聞けば、
ついつい紹介したくなるのも頷ける。
じつは現役時の私は紹介営業が不得手だった。
紹介営業の得意な同僚を見習って、少しでも
身につけていたらと今でも悔やまれる。
新規客へのアプローチはもちろん重要なこと。
しかし安定的な営業活動の観点からすれば、
“販売後のお客様を大切にし続ける”こそが、
最も大事なことだとAさんから学びました。