おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は娘たちと近くの清流でBBQの予定。
夜は待ちに待った花火大会です。
ここ数年でやっと夏休みらしくなりました。
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<“持続可能な収穫のリズム”を身につけましょう>
私は地方都市の田舎に住んでいる。
そのため自宅周辺には年配のご夫婦が多い。
けっこうな皆さんが、本格的な
「家庭菜園」をされている。
愛犬との散歩で通りかかると、この時期は
毎日のように何かを収穫している。
ナスやトマト、ネギやキュウリなど。
興味深いのは、毎日少しづつ採ってはいるが、
決して採り尽くそうとはしていないこと。
さらに作業の半分は、必ず他の野菜の
メンテナンスなどに割いている。
つまり“次の収穫の為の野菜”を育てながら、
目の前の野菜を少しづつ収穫している。
そこには見事に“持続可能なリズム”が
存在しているように感じる。
先細りしないよう育てつつ、
無理せず必要なぶんだけ収穫していく。
見ていてふと思ってしまった。
≪営業活動も本来こうあるべきなのでは?≫
営業では結果を焦るあまりに、まだ信頼関係が
不十分な客へ猛アタックする人がいる。
それを意気に感じて買ってくれる人も
いるにはいるが、大半はその逆。
不快に感じさせてしまい、そこで関係を
終わらせてしまうことも多い。
だが“持続可能な収穫のリズム”を身に着けて
いる営業パーソンは、その逆をする。
日頃からBランク、Cランクの見込み客へ
情報提供を続け人間関係を保とうとする。
一方でAランク客から「今月の必要な数字ぶん
」だけを成果として受注しようとするのだ。
それが毎月の安定受注量につながってくる。
その月が調子が良いからといって、すべてを
受注し尽くすようなマネは決してしない。
そう、野菜作りも営業活動もリズムという
点で非常に似た行為なのです。
“日々育てながら、必要なぶんだけを
少しづつ手にしていく”
この感覚を仕事に取入れていきましょう。