おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
3年ぶりの昨夜の花火、迫力満点でした。
今治の老若男女が楽しんでいましたね。
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<名刺に一言残し、たまに眺めてみる>
再三お伝えしてきた通り、若い頃の私の弱点は
“相手の顔と名前を覚えるのが苦手な点。
特に旅行会社への訪問セールス時などは
、1日に十数人と商談を繰り返す。
そうなると顔の記憶どころか、誰と何を
会話したのかさえも定かでなくなった。
どれ程この弱点を恨んだことか・・・。
いっぽう同行していた当時の上司は真逆。
相手の顔と名前を簡単に覚える人だった。
それを見た私は、
≪記憶力は個人差もあるから仕方ないさ≫
≪まぁ、人には得手不得手があるからな…≫
などと、その課題から目を背けようとした。
そんな時に目に映ったのがある光景。
その上司が商談のたびに、後で名刺の裏に
何かを書いていたのだ。
不思議に思って聞いてみた。
私:
『毎回、何を書かれているのですか?』
上司:
『さっきの会話を簡単に書き留めているんだ』
私:
『営業日報を作成しやすくするためですか?』
上司:
『それもあるが、こうすると相手の顔と
名前が覚えやすくなるから』
なんと相手の顔と名前を覚える特技は、
日々の工夫と努力の賜物だったのだ。
≪こういった努力もせず、才能の有無
のせいにしていた俺は情けない…≫
痛感した私は、相手の特徴や気になったフレー
ズを名刺の余白に記載するようになった。
さらに数ヵ月に一度は名刺ファイルを開け、
名刺を眺める習慣も取り入れてみた。
すると多少は顔と名前の記憶力がアップした。
(ような気がする…)
私のような弱点をお持ちの方は、ぜひ
“名刺に一言残し、たまに眺める”を
継続的に実践してみてください。