おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は隣町の早朝勉強会へ参加します。
普段とは違う顔ぶれに非常に楽しみです。
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<勘違い敬語には日々気をつけましょう>
~知人の会社で打合せをしていた時の話~
偶然そこへ知人の上司の方が通りかかった。
その時知人が上司に向かってこう言った。
知人:
『〇〇部長、ご苦労様で~す』
上司:
『お~、お疲れさま』
何気ない会話だったが、私は何か違和感を
感じてしまったのだ。
≪それって、逆じゃないのかぁ~?≫
“ご苦労さま”という声掛けは、もともとは
目上の人から目下の人へ使う言葉。
なので本来は、
知人:
『〇〇部長、お疲れさまです』
上司:
『お~、ご苦労さま』
が正しい会話のやり取りのハズ。
この時は部外者である身なので、余計なことは
何も言わなかったが、心の中では
≪いい年して敬語も正確に使えないのかよ~≫
などと、ちょっとした上から目線で
知人を冷ややかに見ていた自分がいた。
そんな別のある日お客様との接客場面での事。
私:
『お二人様、どうぞこちらへお座りください』
普段、何気なく使っている言い回しだった。
ところがその場面で偶然に脇を通りかかった
上司から後ほど呼ばれ注意を受けた。
上司:
『さっき、お客様へ“お座りください”って
言っていただろう?』
私:
『はい…。それが何か?』
上司:
『お客様は犬じゃないんだから!それを言
うなら“お掛けください”でしょうが!』
私:
『は、はい。そうでした…すみません…』
本当に情けない…。知人のことをどうこう
言っている場合ではなかった。
私自身が勘違い敬語を使っていたのだ。
それだけではない。
私は電話で企業の社長に取り次いで貰う際
にも、ついつい
『〇〇社長様をお願いできますか?』
などと言ってしまう癖があった。
これも「社長と様」の二重敬語の誤用です。
“勘違い敬語や二重敬語”には気をつけて
使用したいと心底肝に銘じていきます。