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強く押すのではなく、選択肢を差し示す (#1288)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日の昼は夫婦で外食ランチの予定。

独立後はこのパターンが多くなっています。

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<強く押すのではなく、選択肢を差し示す>


新規接客では後半にクロージング場面となる。

どの業界でも一番の生命線といわれる。


婚礼も多くのプランナーが肩に力が入る局面。


ご多分に漏れず、若い頃の私も

ここぞとばかりに前のめりになっていた。

私:

『いかがでしょう?これで進めませんか?』


『とりあえず仮押さえされてみますか?

 無料ですから、それがお勧めですよ』


『次にお越しの際には、もしかすると

 もう埋まっている可能性もございますよ』


などと笑顔で強く押す方法をとっていた。


すると多くの結果はこうなった。

お客様:

『…。また、ちょっと考えてみます…』


今ならその理由が分かる。


私が醸し出す“売り込みの香り”が、

お客様へ圧をかけていた可能性があった事を。


その後クロージングワードを変えてみた。

私:

『〇〇様、いかがでしょうか?』

お客様:

『う~ん。まだちょっと考えたいですね』

私:

『そうですよね。そのような方のために、

 1週間無料で会場押さえをする事も出来る

 のですが、ご興味ございますか?』

お客様:

『え?そんなやり方があるのですか?

 それでは、お願いしてみようかな』


こんな具合である。


ポイントは一切の売込みを無くしたこと。

代わりに選択肢を差し示したこと。


やれば、たったこれだけの修正で会話のリズム

が大きく変わってくることに驚かされる。


クロージングでは強く押すのではなく、

“選択肢を差し示す”

そんな意識でのぞんでみてください。




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