おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日の昼は夫婦で外食ランチの予定。
独立後はこのパターンが多くなっています。
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<強く押すのではなく、選択肢を差し示す>
新規接客では後半にクロージング場面となる。
どの業界でも一番の生命線といわれる。
婚礼も多くのプランナーが肩に力が入る局面。
ご多分に漏れず、若い頃の私も
ここぞとばかりに前のめりになっていた。
私:
『いかがでしょう?これで進めませんか?』
『とりあえず仮押さえされてみますか?
無料ですから、それがお勧めですよ』
『次にお越しの際には、もしかすると
もう埋まっている可能性もございますよ』
などと笑顔で強く押す方法をとっていた。
すると多くの結果はこうなった。
お客様:
『…。また、ちょっと考えてみます…』
今ならその理由が分かる。
私が醸し出す“売り込みの香り”が、
お客様へ圧をかけていた可能性があった事を。
その後クロージングワードを変えてみた。
私:
『〇〇様、いかがでしょうか?』
お客様:
『う~ん。まだちょっと考えたいですね』
私:
『そうですよね。そのような方のために、
1週間無料で会場押さえをする事も出来る
のですが、ご興味ございますか?』
お客様:
『え?そんなやり方があるのですか?
それでは、お願いしてみようかな』
こんな具合である。
ポイントは一切の売込みを無くしたこと。
代わりに選択肢を差し示したこと。
やれば、たったこれだけの修正で会話のリズム
が大きく変わってくることに驚かされる。
クロージングでは強く押すのではなく、
“選択肢を差し示す”
そんな意識でのぞんでみてください。