おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
巨人がやっとホークスに勝てました。
エースとクローザーで会心の勝利ですね。
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<特別値引はその理由とセットで伝える>
ブライダル業界では、一時期「大幅値引」が
流行ったことがある。
新規接客の終盤で次のように切り出すらしい。
担当者:
『今決めて頂けたら50万円お値引きします』
『今週だけの特別価格ですよ!』
『特別に通常より30万円値引きしますので』
全ての会場がこうだった訳ではないが。
もちろんこれで売る側も買う側も、
物事がスムーズにいくのなら何ら問題ない。
だが、なかなかそうはならない。
お客様によっては次の様に思う人もいる。
≪私だけではなく、どうせ全員に同じ説明を
しているんじゃないか?≫
≪この人なんか焦って売ろうとしてないか?≫
と、シラケたり不審がられたりしてしまう。
今の時代のお客様はありきたりな「特別
価格」に飽きてしまっている。
本来、安くできるのには必ず理由があるハズ。
お客様はその理由のほうを知りたいのだ。
例えば、トークをこんな感じにしてみる。
担当者:
『こちらの夏限定の婚礼プランは通常よりも
20万円ほどお安くなっています。
その代わりに新作以外のドレスからお衣装を
選んでいただくことになります。
それでも問題ない方にはお得ですよ』
いかがだろうか?
お客様からすると、伝えられたメリットとデメ
リットを納得した上で選択することができる。
さらに担当プランナーも≪正直な人だなぁ≫と
信頼してもらえやすい。
結果、後々揉めることなど殆ど発生しない。
買い手は特別値引できる“その理由”を
知りたいものです。
特別値引は理由とセットで伝えましょう。