おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
このところ花粉が強烈ですね。
二重マスクで対策したいと思います。
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<お客様の不安に早く気づくことが重要>
『こんなことを気にしていたの?』と思う程の
些細な事をお客様は不安になってる場合がある。
私が婚礼営業マン時代の話。
それは20代のご新郎新婦だった。
結婚のご相談でお見えになったのだが、
こわごわと私の話を聞いている。
何となく結婚式に興味はあるものの一方で、
何かに躊躇されているご様子が見て取れた。
特にモジモジされているご新郎の様子から、
≪さては婚礼費用をご心配されているのかな?≫
などと頭を巡らせながら質問してみた。
私:
『何か気になったり不安な点はありますか?』
ご新郎:
『あの~、披露宴の余興って絶対になければ
ならないものですか?』
私:
『いえ、もちろんそんな事もありませんが
なぜでしょうか?』
ご新郎:
『実は…、あの…僕あんまり招待するような
友達とかいないもんですから…』
と恥ずかしそうに喋り始めてくださった。
そう、招く友人の少なさから披露宴での余興に
ついて真っ先に心配していたのだった。
ちなみに友人のスピーチや余興は盛り上げという
点から見れば、確かにあるに越したことはない。
だが無ければ無いで別内容で構成すればよいだけ
の話で、そういったお客様も多数いらっしゃる。
そのことをご新郎へ伝えると非常に安心され、
ご婚礼の成約へと一気に話が進んだのだった。
お客様は『こんな事に引っかかっていたの?』と
いうことで行動を躊躇する場合があるものです。
この心理をよく理解していきましょう。