おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
昨夜は九州の友人とのリモート飲みでした。
話題は五輪の日本勢の活躍話。
盛り上り、五輪を2回楽しむことが出来ました。
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<肝は人の話をじっくりと聴くこと>
私には大企業の管理職を務めている旧友がいる。
若手の頃は、どちらかとイケイケ派で
我が道を行くタイプだった。
ところが50歳を目前にした今は、相手の話を
じっくりと聴く姿勢を見事に身につけていた。
先日の“リモート飲み”での会話。
私
『しかしお前も随分と“話を聴く”力というか
度量のようなものが身に付いたね』
友人
『とてもじゃないけど管理職は部下の話を聴く
ことが出来ないと務まらないよ、本当に』
恐らく管理職の立場になったことが、話を聴いて
配慮する等の能力開発に繋がったのだろうか。
似たような話は営業の世界でも語られる。
営業では若いイケイケ派が好成績をたたき出す
ことが珍しくない。
プレゼン資料を完璧にして応酬話法を身につけ、
“立て板に水トーク”を繰り出す。
出来ない私には常に羨望のまなざしだった。
ところが、それから10年15年たった際に
同じ様に活躍しているかといえばさにあらず。
案外と業界から消えているのはよくある話。
生き残っているのはまさに逆のタイプが多い。
まずはお相手の要望をしっかりと聴くタイプ。
もちろん分厚い資料など皆無。
相手の話をしっかりと聴いて、相手の立場を
考慮しながら静かに次の展開を考えていく。
結局のところ、マネジメントも営業も
肝は“人の話をじっくりと聴く”に尽きる。
友人の話で改めてその思いを強くしました。