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クロージング要らずの接客 (#996)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

図書館で面白そうな本を5冊借りてきました。

仕事の合間に読破したいですね。

**********************

<クロージング要らずの接客>


~現役時代のお客様との折衝場面~


両家ご家族で婚礼料理の試食会にお越し頂いた。


そのお客様の場合は、

『実際に食べてみた料理内容によって

 こちらでやるかどうか検討します。』

と初来館時におっしゃていたケース。


~ご試食後の会話~

お客様:

『う~ん、美味しかった。失礼ですが街のウワサ

 とは違って、とっても美味しかったですよ』

私:

『ありがとうございます。 それではブライダル

 サロンでご試食のご清算にご案内致します。』


~ブライダルサロンにてご精算後~

私:

『それでは、本日召し上がっていただいた

料理の中でどのメニューになさいますか?』

お客様:

『一番高いのでお願いいたします』

私:

『承知しました。ところで、 お日取りは

 いつ頃をお考えですか?」

お客様:

『来年の○月○日です。』

私:

『はい。ご用意できます。では こちらの

 お申込書のほうにご記入願います』


会話に無駄がないのがお分かり頂けるだろうか?


この場合会場選びのお客様の最重要項目は料理。


それがクリアできた段階で躊躇することなく、

“あたかも成約が決まったかのような前提”

話を進めていくのがポイント。


売れない担当者はここで余計な説明をしたり、

あるいは決断を促すための“するべき質問”を

しなかったりしてしまうのです。


大重要項目をクリアした際には、さも成約が

当たり前のこととして進めてみてください。




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