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2回目の商談はお客様主導で進める(656) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。
営業レター講師の渡部です。

昨日の講演には、経営者の方も多数参加
されており、やはり緊張しました。

さて、今日は資料整理と書き物の日です。
じっくりと進めていきます。

*******************
<2回目の商談はお客様主導で進める>

2日前のブログでは“アポイントの主導権
を握る”
大事さを話した。

アポはあなたが選択肢を示して、お客様に
その中から選んで頂く形が肝要だとの話。

ではその話の続きで、予定通りお客様が
再来館されたとしよう。

その2回目の商談はどのように進めるか?

先ほどとは逆で、ズバリ、

“お客様主導で進めていく”のが効果的。

どういうことか?

これまでの流れと今回の局面を冷静に
考えて欲しい。

ご新郎新婦は、あなたとの1回目の商談内
容に興味を示し、再び会って話を進めたい
気持ちがあるからこそ再来館されている。

しかも、あなたの都合の良い時間帯にお客
様のほうが合わせてまでそうされている。

これはお客様のモチベーションが“前のめ
り”になってきている証拠。


有難いことに完全に売り手側のリズム。

そんな時にはもはや戦術など必要ない。

基本、お客様の言葉をそのまま受け入れて
いくだけで、上手くいく方向へ進む。

2回目の商談はこんな感じで進むだろう。

担当者:
『その後じっくりご検討されましたか?』

お客様:
『はい。話し合って、こちらのホテルに
 しようということで進んでいます』

担当者:
『ご両家の親御様のご意向も、きちんと
 ご確認されたのでしょうか?』

お客様:
『もちろんです。問題ないことを話し合
 ったうえで今日参りましたので』

担当者:
『それはありがとうございます。では、
 当ホテルでご成約されるということで
 話を進めてもよろしいですか?』

お客様:
『はい。よろしくお願いします』

お分かりいただけるだろうか?

売り手側のどこにも「押したり引いたり」
しようとしている部分が無い。


強引に≪成約に持ち込もう≫などという
考えが無いからこういう流れになる。

要するに、ある意味、勝負はもう再会前
から決まっていた
のである。

電話の際のアポ取りのあのカタチが、既に
今回の「道筋」を作ってくれていた。

営業活動は、当然ながらその前後が連動
しています。

“アポ取りは売り手主導で進める”

“2回目の商談はお客様主導で進める”

の進め方を意識して展開しましょう。



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