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常に次の手を用意しておく遅攻型(655) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。
営業レター講師の渡部です。

今日は地元で開催される「モーニング
セミナー」に登壇する日です。

聞き手の皆様に少しでもお役に立てるよう
、精一杯お伝えしてこようと思います。

久しぶりなので少し緊張しています。

*******************
<常に次の手を用意しておく遅攻型>

経験上、営業パーソンには2種類のタイプ
がいることが分かってきた。

「一気呵成に決めようとする」速攻型
「常に次の手を用意している」遅攻型に。

例えば、婚礼の新規接客でのクロージング
の局面などにそれがよく表れてしまう。

速攻型のプランナーは、

速攻型担当者:
『先ほどご案内した会場で80名様の場合
 このような見積り内容になります』

お客様:
『思ったより値段がいってますね』

速攻型担当者:
『もし今この場でお決め頂ければ、あと
 〇〇円お値引きさせて貰えるのですが』

お客様:
『え?そうなんですか?ただ、さすがに
 今この場ですぐにという訳には…』

こんな感じの会話になりやすい。

担当者としても、この唯一最大の局面を逃
すと打つ手が無くなり、一気に成約率が
下がることを知っているため必死になる。

いっぽうで、遅攻型のプランナーからすれ
ば、こうなることは既に織り込み済み。

なので、その後の対応が変わってくる。

~先ほどの続き~

お客様:
『え?そうなんですか?ただ、さすがに
 今この場ですぐにという訳には…』

遅攻型担当者:
『もちろんそうですよね。大切なことは
 ご家族としっかりご検討ください。』

お客様:
『ですが、後日になると〇〇円の割引が
 適用されなくなるのですか?』

遅攻型担当者:
『それはそうですけど、一生に一度の事
 のほうが〇〇円の割引よりも、はるか
 に大切なことだと思いますよ』

お客様:
『そうですよね。わかりました。
 関係者で検討してみます』

遅攻型担当者からすれば、ここまでの展開
は毎度のパターン。

このあと、準備してある「営業レター」を
段階的に検討中のお客様へお届けする。

途中、次のメッセージを手紙に挟み込む。

メッセージ:
『先日の〇〇円の割引の件、あれから上司
 と掛け合いまして、お決め頂ければ適用
 させていただける事になりました!です
 ので、安心してご検討くださいませ』


こんなメッセージが届けば、より前向きに
検討して貰える可能性が大きくなる。

次の手を予め用意しているからこその
流れるような展開にもっていける。

一気呵成に勝負を決めてしまう方法も、
もちろん迫力があり魅力的です。

が、常に次の手を用意している遅攻型
十分に味わい深い方法だと思うのです。



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