名刺交換でビジネスの流れが決まる(509)

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日は外出先で仕事の日です。

晴天にも恵まれ、この後の

愛犬とのウォーキングも楽しみです。

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＜名刺交換でビジネスの流れが決まる＞

名刺交換といえば、ビジネスマナーで一番
最初に教えられる事のひとつ。

私は今でも”ビジネスは名刺交換でその流れ
が決まってしまう”と確信している。

例えば「名刺は名刺ケースから取り出して
両手でお渡しする」なんて、だれでも最初
に習うだろう。

では、実際はどうだろうか？

案外とこの基本さえ出来ていない人もいる
のではないだろうか。

以前プライベートで中古車巡りをしていた
時のこと。

ある店で気になる車があり、じっくりと品
定めをしていた際に、店長さんらしき方が
近づいてきた。

軽い会話を交わし、車の内容にも納得して
本格的に検討しようとした矢先の事だった。

その店長らしき方が

『また何か分らないことがあれば、連絡く
　ださい。』

といいながら、シャツの胸ポケットから裸
の名刺を取り出し、指先につまんだまま片
手で差し出してきたのだ。

しかもその名刺は角が折れていて、使用感
がにじみ出ている。

この方にはいつもの事で悪気はないのかも
しれない。

だが私には、何となく粗暴で心のこもって
ない雰囲気に感じてしまった。

当然のごとく、その中古車屋さんは私の検
討候補から外させてもらった。

もしもその時

『本日はありがとうございます。私はこの
　店舗の〇〇と申します。』

と両手で名刺を差し出してくれていたら、
実際に結果は変わっていたかもしれない。

結局、毎年年賀状をくれる丁寧な中古車
屋さんで購入した。

お客様との出会い、仕事関係での出会いは
名刺交換から始まります。

両手でキチンと手渡し、自分の誠実さをお
伝えする最初の機会ととらえましょう。

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名刺交換でビジネスの流れが決まる(509)