今あるものの良さを再認識する（468）

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

気がつけば３月も中旬ですね。

何となく世の中停滞ムードですが

今日はアマゾンプライムで明るい

映画でも鑑賞したいと思います。

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＜今あるものの良さを再認識する＞

現役時代の頃は、自会場と他会場のハード
についてよく比べていた。

新しく新設された競合施設などのパンフレ
ットを取り寄せて

≪やっぱり、Ａ社のチャペルは豪華で若い
　人たちに人気が出るだろうな≫

とか

≪こんなプールつきのテラスがあると
　やっぱりゲストはテンションが上がる
　だろうな≫

などと、自会場にはないライバル施設の良
い特徴ばかり羨ましく思っていた。

正直、”冴えない営業マン”時代はなかなか
成約に出来ない理由を自社のハードのせい
にしていたことも多かった。

これではいけない。

ダメな営業パーソンの典型的な考え方だ。

実際に独立してから、他会場の施設を訪問
する事も多くなり、分かったことがある。

私の古巣も他社には無い”強みと特徴”が
至るところにあった事実を。

四国随一の設備を整えた客室や、豪華で
落ち着いた広いロビー。あるいはホテル
ウエディングを象徴するような披露宴会
場や送迎用の何台ものサロンバスなど。

他会場からしてみれば、喉から手が出る
ほど手にしたかったハードが普通に備わ
っていたのだ。

恥ずかしい話だが、何十年もその会社し
か在籍していなかったせいか、その目の
前の単純な事実に意識が曇ってしまって
いたのだ。

情報収集の為に他社を知ることは重要。

が、それをすることによって改めて
自社の強みと特徴を再認識すること
のほうがはるかに重要なのです。

目の前の”今あるもの”にこそ注力し
感謝して活用していきましょう。

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今あるものの良さを再認識する（468）