結局、目の前のことに集中する （446）

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日は家で仕事をやった後に

外出仕事です。

しっかりと勤めたいと思います。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
＜結局、目の前のことに集中する＞

ホテルマン時代の数年間は
フロントマンをやっていた時期がある。

朝のチェックアウト時には、それこそ
殺人的な忙しさの場合があった。

その際に非常に苦い経験をした話。

私がチェックアウトの対応をしてた
その隣で、新人のフロントマンが
別のお客様のチェックアウトを
担当していた。

私は隣の新人がミスをしないかどうか
気になり、自分の対応をしながらも
隣をチラチラ横目で確認していた。

そうした時、私自身がクレジット決済で
お客様のお支払金額を打ち間違えてしまい
さらに、焦りが焦りを呼び、余計な時間を
おかけしてしまったことがある。

最後にお客様にこう言われてしまった。

私：
『〇〇様、大変お待たせして
　申し訳ございません』

お客様：
『あたな、最初からずっと
　隣のことが気になってたでしょ？』

私：
『え？す、すみません･･･』

お客様：
『なんかミスされないかなって
　思っていたのよ、本当にもう･･･』

私：
『た、大変ご迷惑をおかけいたしました･･･』

完全に見透かされてしまっていた。

私が目の前のご自分に集中していない事を
感じ取られてしまっていたのだった。

これはもうプロとして完全に失格。

しかも心配していた隣の新人は、無事
見事に精算業務をこなしていたので
余計に自分が情けなかった。

やはり私を含めた多くの”ふつうの人”は
同時に二つのことは出来ない。

”目の前の人やこと”にしっかり集中して
事に当たらなければならない大切さを
身を持って体験したのです。

これからも私の修業は続きそうです。

name..	:記憶
e-mail..
url..

成約率で苦戦されている企業様に特化した新規営業教育を行っています

結局、目の前のことに集中する （446）

結局、目の前のことに集中する　　　（446）