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専門用語は伝わる言葉に(444)

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日は調べものをがっつりする日です。

その後、サイクリング&カフェ読書を

楽しみたいと思います。

****************
<専門用語は伝わる言葉に>

これは業界に大きく左右されるのだが
やたら業界特有の言い回しだとか
カタカナ言葉を多用する人がいる。

特に金融業界やコンサルティング系に
従事されている方々にこの傾向が
見られるのだが。

ハッキリ言って分かりづらい。

例えば、以前に金融業界の投資担当者
との会話ではこんな感じだった。

≪この金融商品は新しい構想で
 スキームを組み立てており・・・≫

≪株式と不動産の収益を損益通算すれば
 〇%有利で、さらにレバレッジを・・・≫

素人はついていけないし、非常に
耳障りで不快に感じてしまった。

まるで理解できない私の方が稚拙な
人間のような感じがして・・・。

しかしその時の私は「頭が悪いと思われ
たくない」という思いから、理解した
ふりをしてしまっていた。

何も分かっちゃいなかったのに・・・。

その業界の人間には使い慣れている
当たり前のワードや言い回しでも
それ以外の人には別世界の話に感じる。

その時点で聞く耳が遠のいてしまうのだ。

かくいう私も現役時代に似たような
間違いを犯していた。

≪この会場は、お開き後にすみやかに
 ”どんでん”すれば、30分後に次の
 宴席をスタートできますよ≫
(※どんでんとは至急会場を作り直すこと)

≪2×6テーブルでスクールを作れば
 60名様ぐらいのキャパですね≫
(※2×6とは長さ6尺幅2尺の長机)
(※スクールとは学校形式の配列方法)
(※キャパとは収容人数のこと)

ホテルマンにとっては日常会話でも
素人のお客様には分かりづらかったはず。

どの業界でもそうですが
結果をだしている営業パーソンは
専門用語や難しい表現を一切使いません


誰でも理解できる言葉を用いる
癖をつけていきましょう。



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