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警戒心を解くことに注力(443)

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

昨日は底冷えの寒さでしたね。

今日も外出仕事ですので

気を締めて行きたいと思います。

****************
<警戒心を解くことに注力>

私の一番上の姉がチワワを飼っている。
その男の子の犬の名は「クー」という。

飼い初めの頃、実家で初めて会った。
クーは初めて出会った私には
なかなか寄り付こうとしない。

触ろうとするのだが、逃げられ
私が強引に追うものだから、警戒され
『ウ~』と唸り声をあげられる始末。

結局、懐かれないまま1年、2年と
時が過ぎて行った。

そんな3年目の頃だっと思うが
もうクーと仲良くなることを
半ばあきらめていた私は、実家で
犬と会っても追いかけなくなっていた。

そうすると、そんな私の雰囲気に
警戒心を緩めたのか、クーの方から
私の周りをチョロチョロするように
なってきた。

それでも私は安易に触ろうとせず
犬のおやつを目の前に置いてあげる
程度にしていた。

そのうちに、なんと直接私の手から
おやつを食べるようになったのだ。

後で分かったのだが、犬が人の手から
直接モノを食べるというのは
完全にその相手に気を許している場合
だけだという。

不思議なことに犬を追いかけることを
やめた途端に犬の方が私に近づいてきた。

そして知らぬ間に警戒心を解いてくれた。

ハッと気づかされた。

≪これって営業場面でも同じことだぞ≫

私たち営業パーソンは売ろう売ろうと
ついついお客様を追う心理が働く。

そうすると何となく相手も警戒心が働き
逆に少し距離を取ろうとされてくる。

ここまでは犬と一緒だ。

さらに、売ろうとするのを一旦脇に置いて
お客様の興味のある情報をお届けする
ことだけに注力する。

するとお客様は警戒心を緩め、その
情報に手を出してくださるようになる。

ここも、私がおやつを犬の前に置いた
だけのやり方と一致している。

そして最終的に警戒心を解いてくれ
直接のコニュニケーションが取れると
いうところまで全く同じ。

なんと結局、動物も人も一緒とは。

チワワのクーにコミュニケーションの
取り方を教えられたエピソードでした。



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