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手紙の使い方

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日は一日中予定ぎっしりです。

丁寧にこなしていきたいです。

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<手紙の使い方>

以前参加した講演会での話。

ひきこもりの方を支援する専門家の体験談だった。

一連の中で、引きこもりの方を初訪問する時の話に共感を覚えた。

支援者が初めて対象者に接触する時には

決してむやみに声掛けはしないそうである。

これをすると

非常に圧をかけてしまうらしい。

確かに逆の立場から考えると察する。

何年もそれこそ、十何年も家族以外と

接触していない人からすると

見ず知らずの人からいきなり声をかけられること自体が

不安にさせてしまうことに繋がる。

そんな時、支援者がどうするかというと

「手紙」をそっと置いておくのだそう。

手紙なら与える圧がグッと下がり

読んでくれる可能性が各段に上がるとのこと。

そこから少しづつ人間関係を築いていくのだそう。

その時つくづく思った。

ハガキや手紙は営業活動だけの話ではなく

人との良好な関係づくりにおいて

本来、当たり前の行為
なんだなぁと。

この手書きの文字を使って気持ちを伝えるということ自体が

相手を思いやる行為そのもの
だったのだ。

おそらく昔の人々は

感覚的にその効用を知っていたと思う。

が、現代はPCやスマホが職場や生活に入ってきて

その効用が急速に遠のいてしまった。

口から出す言葉は非常に大切だが

さらに文字で手書きする言葉は心に届きやすい

この人類の英知を

これからも大切に使っていきたいと思います。



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