おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
GWも佳境に入ってきましたね。
昼から自宅に来客予定ですので、
今からちょっとドキドキ緊張しています。
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<2種類のクレーム対応術>
ホテルマン時代は、お客様からのクレームに
何度向き合ってきただろうか。
営業マン、フロントマン、婚礼プランナー、
そして部署の責任マネージャーとして。
自分のミスもあれば部下のミスもある。
若い頃はミスやクレームが発生すると、
こんなマイナス思考ばかりだった。
≪なんて自分は情けないんだ~≫
≪これは俺の責任じゃないんだけどな…≫
≪あのお客の言い分が絶対におかしいよ≫
いつもの責任転嫁をする自分がいた。
ミスやクレームといった苦境を受け止める
勇気も気概も持ち合わせていなかったのだ。
こんな事ではいけなかった。
私は社内の上司や先輩のクレーム対応を
よく観察すると、あることに気づいた。
クレーム対応に長けた上司は、まず最初
にしっかりとお客様の話を聴いていた。
訴えに直接否定をせず、まずは「ご気分を
損なわせた事」そのものに対して詫びていた。
すると見事にその場が収まっていったのだ。
いっぽう、対応が上手ではない上司もいた。
その上司は、お客様の訴えに対して会社側の
論理で説得しようとしている。
じょじょに両者がヒートアップし、
殺伐とした雰囲気になっていた。
結局、私がどちらの上司の「クレーム対応術」
を参考にしたかは明らか。
クレームが発生した場合、
お怒りの内容も非常に大事です。
が、まずは「不快な思いにさせてしまった事実
そのものに詫びる気持ち」を持てば
必ず収まる方向へ進んでいきます。
そんな心持ちで事に当たってみて下さい。