おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今夜は夏祭りの定期会合へ参加予定。
8月に向けて着々と進んでますね。
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<「働く喜び」と「認めてもらう喜び」>
久々に心理学系の本を読んでみた。
働き方を考えさせられる内容。
働く目的にはいくつかあるそうだが、その中に
“劣等感と虚栄心”というものがあるらしい。
簡単にいえばこう。
「他人よりも劣っている自分に不足感を抱き、
周囲に自分を良く見せたいという欠乏欲求」
初めてこれを読んだ時、
≪別に悪い方法ではないと思うけどなぁ…≫
≪それで仕事能力が上がり成長できるなら、
むしろ必要な感情ではないか?≫
などと思っていた。
でも読むうちに考えさせられる箇所が。
劣等感と虚栄心を原動力にして働き続けると、
確かに成功する場合がある。
だがいずれ虚しい気持ちに行きついてしまう
可能性が低くはないらしい。
本来「働く喜び」と「認めてもらう喜び」とは
根本的に違うと。
その職務そのものに面白みを見出している人
こそが本当の成功者、だと著者は結んでいた。
これには私達も少しだけ気をつけたい。
成功を目指し数字を追い求めるのは、
必要なことだしバンバンやって欲しい。
ただしそれは仕事自体に面白みを見出し、
関係者や顧客との関わり合いを味わう
その先にこそあるべきものとも思うのです。
そんなことを考えさせられた1冊でした。