おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は昼から庭の枝切りの予定。
いつも脚立の下から愛犬が見守ってくれます。
*********************
<2人の販売員の接客の違い>
~先日、紳士服店へ行った時の話~
ジャケットを買うつもりでまずはA社へ。
非常に丁寧な女性店員さんだった。
私:
『このサイズで問題ないですか?』
女性店員:
『ええ、そのサイズならユッタリと着れますし
問題ないと思いますよ』
こんな感じで心地良く接客された。
念のため、2件目のB社へも行ってみた。
こちらは落ち着いた印象の男性店員が対応。
私:
『このサイズで問題ないですか?』
男性店員:
『それでも悪くはないですが、ちなみに
一度でどれくらいの時間着られますか?』
私:
『え?まぁ、せいぜい2~3時間程度ですね』
男性店員:
『ではもう1サイズ下のを着て貰えますか?』
私:
『分かりました』→(試着してみる)
男性店員:
『あ~、ヤッパリこちらのほうがカッチリした
印象で、見た目の雰囲気が断然良いですよ』
私:
『えー、そんなもんなんですか』
こんなやり取りだったのだが、私がB社の
店員から即購入したのは言うまでも無い。
2人の販売員の違いは何だったのか?
A店員は一応のサイズのみの着眼点だった。
一方のB店員は私の使用シーンにおける、
クオリティーの中身まで見ようとしてくれた。
つまり1日3時間程度の着用なら、1サイズ下
の商品のほうがベストと判断してくれたのだ。
私のウォンツを引き出してくれた瞬間だった。
(※ウォンツとは客自身の無意識の要望)
ニーズを確認し、提供する接客
と
ニーズ+ウォンツまで引き出し、提供する接客
どちらも素晴らしいですが、一段質の高い
価値を提供してくれるのは後者だと思います。
久々に気持ちの良いショッピングでした。