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2人の販売員の接客の違い (#1650)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日は昼から庭の枝切りの予定。

いつも脚立の下から愛犬が見守ってくれます。

*********************

<2人の販売員の接客の違い>


~先日、紳士服店へ行った時の話~


ジャケットを買うつもりでまずはA社へ。

非常に丁寧な女性店員さんだった。

私:

『このサイズで問題ないですか?』

女性店員:

『ええ、そのサイズならユッタリと着れますし

 問題ないと思いますよ』


こんな感じで心地良く接客された。


念のため、2件目のB社へも行ってみた。

こちらは落ち着いた印象の男性店員が対応。

私:

『このサイズで問題ないですか?』

男性店員:

『それでも悪くはないですが、ちなみに

 一度でどれくらいの時間着られますか?』

私:

『え?まぁ、せいぜい2~3時間程度ですね』

男性店員:

『ではもう1サイズ下のを着て貰えますか?』

私:

『分かりました』→(試着してみる)

男性店員:

『あ~、ヤッパリこちらのほうがカッチリした

 印象で、見た目の雰囲気が断然良いですよ』

私:

『えー、そんなもんなんですか』


こんなやり取りだったのだが、私がB社の

店員から即購入したのは言うまでも無い。


2人の販売員の違いは何だったのか?


A店員は一応のサイズのみの着眼点だった。


一方のB店員は私の使用シーンにおける、

クオリティーの中身まで見ようとしてくれた。


つまり1日3時間程度の着用なら、1サイズ下

の商品のほうがベストと判断してくれたのだ。


私のウォンツを引き出してくれた瞬間だった。

(※ウォンツとは客自身の無意識の要望)


ニーズを確認し、提供する接客

ニーズ+ウォンツまで引き出し、提供する接客


どちらも素晴らしいですが、一段質の高い

価値を提供してくれるのは後者だと思います。


久々に気持ちの良いショッピングでした。




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