おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今朝ご近所さんから、獲れたばかりの
ハマチをいただきました。
さっそく刺身やカルパッチョで食してみます。
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<料金提示の仕方>
婚礼業界では結構値引きが行われるのが実情。
新規接客場面でもこんなクロージング場面が
展開される会社があると、今でも聞く。
担当者:
『お客様、いかがでしょうか?』
お客様:
『う~ん、内容は分かりましたので一度
持ち帰って検討してみたいと思います』
ここで担当者は一旦オフィス裏に下がって、
時間を空けてから再度こう言う。
担当者:
『じつは本日お決め頂ければコチラの見積り
から80万円お値引させていただきますが、
ご決断されませんか?』
お客様:
『え、そんなに!だったらチョット考えます』
冷静に考えると、これはマズい。
お客様が決断に躊躇しているからといって、
こんな背中の押し方をするとどうなるか?
まず元々の商品価値が揺らぎはじめる。
さらにスタッフへの信頼感まで揺らぎ始める。
当然だと思う。
何割かのお客様はこう思うかもしれない。
お客様:
『ではあの最初の提示金額はなんだったのか?
この結婚式の金額は妥当なのだろうか?』
1度感じた不信感は増幅する傾向にある。
それを元に戻すのは難しい。
この手法の会場はキャンセル率も比較的高く、
良くない口コミが拡散していく傾向にある。
婚礼に限らず金額提示は、“誠実に良心的に”が
結局大切だと感じます。
長い目で見れば、そのほうが確実に
ビジネスが継続していくのですから。