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様々な営業のやり方 (#1104)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

最近はYouTubeでセミナーをよく視聴しています。

本当に便利で安価な時代になってくれました。

地方の人間には大助かりですね。

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<様々な営業のやり方>


私の友人達はじつに様々な職種に就いている。


銀行員だったり公務員、薬のMRや

菓子作りの職人などバリエーション豊か。


飲み会などで彼らと話をすると、

それぞれ“業界の色”が見えてくるから面白い。


各々に特徴があるのだが、

特に印象深いのが薬のMRの仕事。


MRとは医薬情報担当者のことだが

要するに薬の営業マンのこと。


かなり以前の私と友人MRの会話。

私:

『薬を売るためには、最新の薬にまつわる情報を

 持って理論武装して医者と面談するのかい?』

友人:

『いや、俺の場合は医者に会っても薬の話は一切

 しないよ。ひとしきり世間話をすると夜の食事

 会の予定を詰めたりするんだ。』

私:

『え?それって接待をするってこと?医者からす

 ると類似した薬の効果などの情報をMRから

 聞きたいんじゃないの?』

友人:

『まぁ、はっきり言ってどこの会社の薬も成分も

 効果も似たようなもん。どの薬を使用しても

 さほど差はない場合が多いのが実情なんだ』


この時に分かったのは、この業界で必要なのは

薬の商品力と共にそれを売るMRの接待力だった。


“薬を処方する医者といかに懇意になるか”

が他社との勝負の生命線だったという。


だが接待への業界規制が厳しくなった上に、

昨今のコロナ禍で業界は様変わりしている。


現在、製薬業界では大リストラの嵐が吹き荒れ、

正にそのMRが大量に淘汰されようとしている。


世の中には様々な仕事と営業法があり、また

常に変化している事を思い知らされた一件です。








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