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お客様を焦らせない、煽らない (#1047)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今朝はこれから早朝セミナーへ参加してきます。

講師は同学年の女性社長のお方。

どんなお話か非常に楽しみですね。

**********************

<お客様を焦らさない、煽らない>


現役時代ののクロージング場面でのこと。

私:

『他のお客様に押さえられるリスクもありますし

 、この会場を仮押さえしておきましょうか?』

お客様:

『う~ん、まだ検討段階なんでいいです。』

私:

『無料ですし、まったくリスクはありませんよ』

お客様:

『いえ、本当に結構ですから…』

 私:

『・・・・』


 私としては、来館されたお客様にはその日に

何とか仮予約まで進めたいという思いが強い。


それが焦りを呼び、お客様本位の流れではなく

営業マン本位の強引な誘導トークとなっていた。


それに気づいた私は次のように修正してみた。


私:

『もしお客様がご希望でしたら、無料で先ほどの

 会場を仮に押さえておくことができますし、

 もちろん電話一本でキャンセルもできますが

 どうなさいますか?』

お客様:

『そうですか…でもまぁ、親とも相談してからに

 したいので』

 私:

『分かりました。では頭の片隅にでも無料押さえ

 の件を覚えておいてください』

というような内容でトーク終了。


なんとも執着心のない、淡白なセールスだと

思われる方もいらっしゃるかもしれない。


だがセールスとは実はここからが第2ステージの

始まりなのである。


その後、感謝ハガキユーザーの喜びの声、

婚礼特別レポートなどの“営業レター”

スケジュールを組んで段階的に郵送する。


するとどうなるか?

後日電話を頂く確率がグッと上がってくる。


初回では売り込み臭さを極力無くし、できるだけ

お客様の『ご要望』を引き出すのに注力する。


そうしておいて、後日“お役立ち情報”

郵送でお届けする。


後は勝手にお客様のほうがいろいろ検討されて、

電話をかけてきてくださるというわけ。


しかもこの場合値引き要求はほとんどない。


私はこの方法に気づき、実施しはじめてから

心から営業が楽しくなってきました。


“お客様を焦らさない、煽らない” は

やはり営業の真髄だと感じてしまいます。




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